Q&A 2 

Yさんからのご質問

うつくしま夢酵母てなんですか?

いい酒をつくる条件は、米と水、気候風土、それに酵母といわれていますが、その中でも特に酵母の役割がきわめて重要になってきました。
 「うつしくま夢酵母」は福島県酒造組合連合会の酒造り近代化、仕込み自動化の一環として福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター(斉藤孔男所長)の食品醸造科が、昭和六十三年よりバイオテクノロジーを駆使して開発を進めてきたものです。
 八人のスタッフが新酵母の開発に取り組んできましたが、完成までには様々な苦労がありました。香りを出そうと思うと、アルコール分が不足したり、反対にアルコール分を出そうとすると、香りが消えてしまったりの試行錯誤の連続でした。また、経済性の問題もありました。
 しかし、四年後の平成三年、ようやく、新吟醸酵母(F701酵母)が完成しました。福島県知事の命名による「うつくしま夢酵母」の誕生です。
 「うつくしま夢酵母」を使用した、この純米大吟醸は、吟醸酵母特有のフルーティな香りが華やかで、酸味の少ないソフトでマイルドな味わい。“うつくしま・ふくしま”の恵みを心ゆくまで堪能して下さい。

 
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